当サイトのコンセプトといいますか、ゲーム作り方を自分なりに書いていきたいと思います。
「初めに」の項でも触れましたが、私はプログラムが組めません、プログラムが組めない事はインディでゲーム制作するに当たって、かなりのハンデとなると言っていいでしょう。
ゲーム制作コンテンツでは、ゲーム作り方について、どうすればいいのかを書いていきます。
■フローチャート
ゲーム考案 |
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書類作成のため
素材作り・フリー素材集め・仮素材集め |
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企画書制作 |
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企画書公開・メンバー集め |
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仕様書 作成開始 |
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プログラマと打ち合わせ |
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↓ |
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↓ |
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仕様書 作成
プログラムチェック開始 |
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プログラマ作業開始
素材は書類制作に使った素材使う |
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グラフィッカ
打ち合わせ |
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↓ |
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↓ |
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↓ |
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仕様書 作成
画像素材チェック開始 |
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素材を差し替え
追加 |
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グラフィッカ
作業開始 |
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コンポーザ
打ち合わせ |
↓ |
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↓ |
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↓ |
仕様書 作成
音響素材チェック開始 |
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音をつける |
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コンポーザ
作業開始 |
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↓ |
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バグチェック |
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バグチェック |
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完成・配布 |
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上記は私の場合です。しかし、全く分からない人にとっては参考にはなると思って書いてます。
プログラムの組めない企画者の場合というか私の場合、ゲームを作るメンバーを集めるに当たって、企画書をまず書きます。
※プログラムが組める人の場合、いきなりフリー素材などを使えば、ゲームを組み始めて、ある程度遊べる段階までもってきてメンバーを募る事も可能です。
企画書を制作するに当たって、まず最初に決めるのは以下の3つです。
画面構成
どういうゲーム画面か? どこに何を表示するか?
操作方法
どうやって操作するか?
ゲームルール
どういう遊びなのか?
※プロの世界の企画は、もっと根本に本当に売れるのか? 儲かるの? 倫理的に問題はない?
という部分も考える必要があります。
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まず、ルールを考えてからイメージするのですが、画面を先に作るようにしています。画像を作り、これはどういうゲームなのか想像していく事もあります。
とにかく、頭の中で考えるのではなく、形(画像)があったほうが、操作方法もルールも決めやすいです。
その時、素材作り、プログラムといった作業の難易度や、量などが、見えてきます。
企画書はビジュアルで伝えるので、素材がないと作れません、そこでフリー素材を集めたり、自作したり、仮素材を集めます。仮素材とは、ネットにある画像や既存のゲームの画像等、実装したら、訴えられる使えない素材です。
ただ、イメージを伝える事はできるので。
ここで、書類というある程度の形とする事で、どれぐらいの規模かどうかが目算できます。
なので、企画書という書類はただ、人を集めるというだけでなく、制作に当たって、重要な意味を持ちます。
勿論ゲームの設計図である仕様書というものもあります。
仕様書だけでいいのでは? という人もいるかもしれませんので、お答えしますと。
仕様書はちょっとしたゲームでも膨大になります。
また、ゲーム性とはあまり関係の無い部分も作ります。※タイトル画面やコンフィグなどそういう部分
なので、ざっとゲームの全体がわかり、コンセプトをピックアップしている企画書が必要なのです。
企画書が出来上がり、メンバーが集まり、制作する事になったら、仕様書を私の場合は書いていきます。
勿論、仕様書などを書かなくても、メールだけのやりとりや打ち合わせのみでやりとりしているサークルもあると思います。
ただ、仕様書という書類を残す事で、複数いるメンバーの情報を共有したり、言った言わないの話にならないために必要になります。
また、最近私は、動画が作れる様になったので、実際に素材があれば、その素材を組んで動画にしてみます。
動画を作る利点として、
ゲームの仕上がりがわかりやすい。画像方法の仕様ミスがあった場合、プログラムを組む前に直せる。
静止画だと、時間の感覚が掴みずらいので、タイミングを理解する事ができる。
動画だとBGM、SEがつけられるため、音のイメージを確認できる。 |
仕様書がある程度できたら、プログラマさんと打ち合わせして作業に入ってもらいます。
次に、グラフィック、サウンドと打ち合わせしていきます。
ずらす理由として、なるべく動くもの触ってもらったりした方が、イメージが伝わるし、すぐに実装された方が相手も楽しいからです。
サウンドは最後の方に、絵が出来ているほうが、雰囲気を理解でき、曲をイメージしやすいと思うからです。
まあ、この辺はスケジュールや、スタッフの環境によって臨機応変に行く部分でもあります。
素材を全て実装し、バグも取り除いたら公開します。
ゲーム作り方をざっと説明するとこんな所でしょうか。
次は項目を作り、掘り下げて説明します。
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