プロジェクトとはアプリケーションを動作させるために必要な資源(ソース、アイコン、画像ファイルなどなど)が集まった一つのまとまりといえます。今、ピンと来なくても問題ありません。概念的な話なので実際に利用することで理解していってください。
それでは、プロジェクトを作ります。
「ファイル」>「新規作成」>「プロジェクト」をクリックしてください。
この講座ではGUIなどは用いず、シンプルに説明していきたいと思いますので、「コンソールアプリケーション」を作成することにします。
「Win32コンソールアプリケーション」を選択し、プロジェクトの「名前」を入力します。
(下記例では、「server」というプロジェクト名をつけています。)最後に「OK」をクリックしてください。
「Win32 アプリケーションウィザードへようこそ」画面が表示されます。少しデフォルトの状態から設定を変更したいので、「次へ」をクリックしてください
「アプリケーションの設定」画面が表示されます。よりシンプルな構成にしたいので、「空のプロジェクト」をチェックし、「完了」をクリックします。
ソリューションエクスプローラー上に作成したプロジェクトが表示されます。
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これでプロジェクトの作成は完了です。
つづいては、この作成したプロジェクトへプログラムソースファイルを作成します。
「プロジェクト」>「新しい項目の追加」をクリックしてください。
「新しい項目の追加」画面が表示されます。追加する対象として、「C++ファイル(.cpp)」を選択し、ファイル名(拡張子.cppは除く)を入力してください。(下記の例では、「main」というファイル名をつけています。)最後に「追加」をクリックしてください。
プロジェクトのソースファイルに作成したファイルが追加されます。(下記の例の場合「main.cpp」)
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これでプログラムを入力していく準備が整いました。
さて、ここからようやくネットワークプログラミングの開始です。まずは、先に動いていなければならないサーバから作っていきましょう。
>>サーバプログラミングって何?
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