満月 
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 素材を自作しよう

 フリー素材の活用に前項で書きましたが、それと同時に、自作素材も作っていきましょう。
 よくあるのが、二極化してしまう人がいるという事です。

 フリー素材オンリー的な人や、自作素材オンリーな人。

 フリー素材は確かに便利で良いものですが、都合よく、そのプロジェクトに必要な物をがあるわけではないという欠点があります。

 なので、自作できる素材は自作するという必要が出てくるのです。
 当然、絵が描けないよという人もいるでしょう。画像加工ソフトなんか扱った事もない。

 まあ、ソフトの使い方を解説しているサイトを見ながら、色々弄って覚えていくという他ないのですが、それではハードルが高すぎますよね?

 ここは、もっとハードルを下げて、例えば学園物ADVを制作するとします。

 舞台となる学校の背景を自作するとして、自分の通っている学校の写真をデジカメで撮りましょう。 どうですか? そこまで難しくないでしょう?

 あまりにも背景が写真だと嫌だという人もいるでしょう。そういう場合は、画像ソフトでフィルタをかけます。

 まあ、絵で描かれた背景には及びませんけどね。 加工するにしても技術が入りますし。

 何処までやるか? を問われますが。

 ハードルは低めにやれる事をやりましょう。

 また、フリーソフトを活用という手もあります。

 大した画像は作れませんが、アイコンを作るのに特化してます。エフェクトを作るのに特化しています。ロゴを作るのに特化しています。
 と専門分野を謳うフリーソフト少なくありません。
 余談ですが、一時期管理人もフリーソフトを探すのに嵌っていた時期がありました。

 この手のソフトの特徴が、専門分野に絞っているため、機能がシンプルで、初心者でも使いやすいという所です。

 勿論、シンプルであるゆえ、本格的な素材(プロ仕様)には及びませんが。
 インディゲームや無料配布なら、そこまでのクオリティを維持する必要もないと思います。
 ※クオリティを軽視しているわけはありませんからね。

 後、素材を自作しているとわかるのですが。

 作るのが簡単な素材とそうでない素材があります。
 難しい素材が作れないからといって、簡単な素材も作らないという思考にならないように注意しましょう。

 素材を自作する事で、色々とメリットがありますよ。

・ソフトが扱えるようになる。

・作品の表現力が広がる。

・イメージの伝達力の上昇

・参考を探すため、自分の資料が増える。

・素材の良し悪しがわかるようになる。

・素材のダメ出し時、具体的に修正箇所などを言える。

 企画者というか、プロジェクトのリーダーは、各スタッフの作った素材のチェックをする事になると思います。
 その時に素材がある程度自作できる人なら、良質の素材かそうでないかを判断できます
 素材の良くない所がわかるなら、具体的に修正指示が出せるでしょう。

 素材を作るに当たって、ネットで画像を検索したり、出かけてデジカメで写真を撮ったりするでしょう。
 そういう資料集めが、企画者の引き出しに入っていく事は意味があります。

 また、ここで絵と書かずに素材としているのは、素材作りの方法絞らないためです。
 前項でもここでも書きましたが、

 色々な作り方、(2DCG、3DCG、手描き)

 色々な機器 (スキャナ・デジカメ・マイク)

 色々なソフト (画像加工、ロゴ作成、アイコン作成、背景作成、植物作成)

 があり、難しい絵素材だからといってあきらめず、代用やそれに変わる手段など、何かしら手が残されていると思いますので。
 頭を柔軟にし、素材を作り、自分を磨きましょう。



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